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知ると面白い!バイタルサイン

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知ると面白い!バイタルサイン

  • そもそもバイタルサインってなに?
  • 血圧とは?
  • 脈拍とは?
  • 体温って?

 

こんな方におすすめ

  • バイタルサインの仕組みを知りたい方
  • これから実習を始める学生さん
  • 看護力をUpしたい方
  • アセスメント力Upしたい方

そもそもバイタルサインってなに?

一言で表すなら「生きている証」

生死の指標でもあり、わずかな変化からその時々の患者さんの状況を教えてくれるアイテム!
つまり、この仕組みが分かるだけで、生きているって面白いものだと体感できるのです。
人間が生きている=生命活動をしている重要な基準

基本的なバイタルサイン

「血圧」「脈拍」「呼吸」「体温」「意識」の5つが上げられる

バイタルサインに準ずる指標

簡便な装置で測定でき、経時的に観察が可能な項目として「酸素飽和度」「血糖値」「尿量」が上げられる

手術直後や重症患者さんの場合は必ずここまでの情報を収集してアセスメントをしている。手術直後のVsの測定は帰室時、15分後、30分後、1時間後、2時間後、4時間後に全ての値を測定しアセスメントしている

もっと詳しく

「皮膚の状態」「体位」「顔色」「口臭・体臭」なども見ると、さらに疾患と結びつくアイテムがたくさんあります

「皮膚の色」チアノーゼー低酸素血症や末梢循環不全など、酸素供給量が低下したときに現れる
*チアノーゼが現れる場所は、口唇、耳たぶ、爪、指先など、血管が皮膚のすぐ下にあるところ
「体位」起座位ー心不全、慢性閉塞性肺疾患(COPD)の時によくみられる
「顔色」蒼白ーショック症状のときに見られる
「口臭・体臭」アセトン臭ー糖尿病性アシドーシスのときに見られる
       アンモニア臭ー肝性脳症、肝不全のときに見られる

もう少し踏み込んで、
バイタルサインを読み取ろう!

バイタルサインは患者さんの状態を把握するための、有用なアイテムとお伝えしましたが急変した患者さんの場合はどのような順番で情報を収集しアセスメントするか考えてみよう。
急変したときは観察と処置が同時進行で進められることが多く、少ないスタッフ人数でも最大の治療効果を出さなければなりません。では、どのように情報を瞬時に判断しているのでしょうか?

「循環」「呼吸」「意識」に情報を絞り、患者状態を把握する


体温は全身の代謝や感染徴候の指標として表すものだから、緊急時は優先度が低くなります。
急変時は「循環」「呼吸」「意識レベル」をスムーズに報告できるとGood!

看護師国家試験

【バイタルサインの測定】
バイタルサインの測定について正しいのはどれか?
1:片マヒがある患者の体温測定は健側で行なう
2:汗をかいている人の体温測定をする時には腋の下の汗を拭かず測定する
3:血圧の触診法は拡張期がわかる
4:脈拍測定は人差し指と中指の2本で測定する



A.1

1.片マヒがある場合、マヒ側は通常血流が悪いため体温が低くなるので
健側で測定しなければいけない。
2.汗をかいていいる人の体温測定をする場合、腋の下を拭いてから測定する
3.血圧の触診法は収縮期がわかる
4.脈拍測定は人差し指・中指・薬指の3本で測定する

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